30円値上げ

 四コマ雑誌は「まんがタイムスペシャル」と「まんがタイムきららミラク」を買っているのですが、「スペシャル」が10月号から340円に価格変更したみたいなんですよね。一応、「特別価格」と書いてはありますが。以前は310円だったのに。340円で定着したら、きらら系列が360円で割高、と思っていたら、20円しか変わらない事態になりますね。今度はきらら系列が値上がりしたりするんでしょうか。嫌だなあ。

人間ナイアガラ!

 9/9はアストロ超人の誕生日! 昭和29年9月9日生まれなので、実在の人物だとすれば62歳ですね。還暦済んでも八の字は七の字を投げられるのでしょうか。
 最近実家の洗濯機が異音を発しながら動くので、新しいのに買い替えたのですが、「ナイアガラすすぎ」という機能があって、真っ先に「人間ナイアガラ」が浮かんでしまいました。

花嫁衣装は誰が着る

 ラジオでオリビア・ニュートン=ジョンの有名な曲が掛かっていたのですが、タイトルが喉まで出かかっているのに完璧に思い出せない! 「そよ風」が確か、付いたな……、「そよ風のくちづけ」だ! と思いついたところで、「それはキャンディーズだよ」と心の片隅からセルフツッコミが聞こえました。何時間か後に、「そよ風の誘惑」だとやっと思い出すことができました。すっきり。

糸より玉露

 母が「親戚の家で飲んだ『糸より玉露』がおいしかった。買いたい」と言うので、ネットで調べてみました。通販で買えるところないかな、と思ったのですが、見当たりません。が、売っているお店は見つかりました。

そこで、母の誕生日も近いことがあって、金沢の近江町市場までドライブに行ってきました。近江町の駐車場は難易度がいろいろな意味で高いので、市役所駐車場に駐車して、香林坊(こうりんぼう)から「まちバス」に乗って武蔵が辻(むさしがつじ)の近江町を目指します。目的のお茶屋さんは、地下にあるので、エスカレーターを降りて右回りに進むとフードコートがあり、その先に目的のお茶屋さんがありました。第一印象:市場の人は、やっぱり元気が良い。歯切れよく商品を進めるし、手早く試飲のお茶を用意して飲ませてくれます。母が気に入ったので、私がプレゼントで買い上げました。100g1080円(税込)を300g買ったので、3240円でした。お茶(玉露)はふわふわしていて、とろろ昆布っぽい感じもする外見です。急須に入れて、10回振って淹れるとだいたい飲みごろだそうです。水出し可なので、夏に急須ごと冷蔵庫に入れておくというのもありです。さて、10回急須を振る、と書きましたが、普通の大きさの急須でやるとこぼれる危険性が高いのです。そこで商売上手にも、専用の急須が売ってあります。落としても割れない、熱湯を入れて急須の底を持っても熱い思いをしない、急須の口の根元にネットが張ってあるので、ギリギリまで抽出できて、ゴミ捨ても簡単、という優れものです。……買いました、急須。3100円。母が喜んでいたので、良しとします。
 さて、「おまえは自分の欲しいもの買わなかったの?」と訊かれそうですが、せっかくお茶屋に来たので、抹茶ソフトクリーム(ワッフル)を買いました。380円。普通のお店で売っている抹茶ソフトよりグリーンが濃く、香りも良かったです。

明後日は九月九日なので/「アストロ球団」ネタバレ注意

アストロ球団」の作画担当・中島徳博先生が八月二十八日に亡くなられたのをニュースを知りました。子供の頃、「アストロ球団」に影響を受けた身には悲しいことです。哀悼の意を表します。

アストロ球団 (第5巻)

アストロ球団 (第5巻)

 私と「アストロ球団」との出会いは小学校高学年の頃でした。家の押し入れの奥に古いジャンプコミックスが一冊置いてあり、古い少年漫画の絵柄にも抵抗を覚えず、熱中しました。「こんなことできるわけないだろ」という技のオンパレードであるスポーツ漫画であるにもかかわらず、それを突っ込ませない物語の吸引力と熱さが魅力でした。読んだ巻のラストでバロン森が命を落としてしまったせいもあるでしょうね、インパクトが強かったです。近所の児童館に行くと、偶然一巻から最終巻まで揃っており、むさぼるように読みました。欲しいと思ったのですが、何せ古い単行本で絶版、児童館は本の貸し出しはしない、ということで手に入れることや手許に置くことは夢のまた夢でした。古本屋を巡っても置いてあることはありませんでしたし。

 いわゆる名作漫画は形を変えて復刻するものですが、「アストロ球団」には問題がありました。メインキャラの一人・伊集院球三郎は物語冒頭で盲目になるのですが、敵キャラが彼を貶すときの台詞が俗に言う出版コードに引っ掛かる語ばかりなんですね。他にもコードに引っ掛かる語は多く、ちょっとやそっと置き換えてなんとかするのは困難な状態でした。(写植は置き換えが出来ますが、手書きの筆文字は置き換え無理でしょう……。)その困難を克服したのは太田出版でした。ほぼ連載当時のまま復刻という大サービスをやってのけてくれたのです。大人になって小金が使えるようになった自分は復刻を知り、嬉々として全巻揃えました。幼い頃の夢が叶ったのです。子供の頃読んだのと記憶がところどころ食い違っているところもありましたが、大人になって改めて全て読み通しても、熱さと魅力は衰えていませんでした。いまでも私の好きな漫画男性キャラ一位は、高雄球六です。

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 そういえば未だによく分からないのは、球四郎がバロン森登場後、急に大門に冷たくなったことですね。大門初登場後からビクトリー球団創設あたりまでは敬意を表し、尊重していた風に見えたのですが。球三郎への逆恨みで性格が歪んでしまったことに対してなのかな? とも思うのですが、はっきりしません。

 漫画他の創作への嗜好(つまりは萌え)に対する影響もありまして、血のつながらないきょうだい同士の恋愛や愛憎劇が好きになりました……。これは伊集院兄弟のせいです。

混乱してきた

 「まんがタイムきららミラク」六月号を買ってきました。他の連載はほとんど知らないので、「桜Trick」(タチ)目当てです。さて、その「桜Trick」ですが、各キャラの思惑が混ざり合って、一見さんにはキツイ展開になっていました。ハラハラするけど、面白い。「桜Trick」のカップリングは、

  • 春香×優(相思相愛・ただし恋愛未満。他の娘とはしない「特別な関係=キス」持ち)
  • コトネ×しずく(相思相愛)
  • 美月→春香(片想い・ただし、春香は一度振っている)
  • 理奈→美月(片想い)
  • 澄→春香(恋愛ではないが、「特別な関係」)
  • 楓→ゆず(不確定・匂わせる程度の描写)

信じられないだろ、これ皆女子キャラ(九人)なんだぜ……。※男はひとりも絡みません。



ネタバレ注意


 読者は神の視点で読んでいるので、上記のカップリングは分かっているのですが、キャラクター本人は分かっていないことも多いはずなので、推測してみました。

春香

  • 春香×優(当事者。優に対しては現在親友以上恋愛未満と思われる)
  • コトネ×しずく(キスの現場を目撃している)
  • 美月→春香(当事者。美月を振ったことに罪悪感が残っている)
  • 理奈→美月(理奈が美月のことが好きかも? と聞いたときは喜んだ)
  • 澄→春香(当事者。澄のことは友達だと思っている)
  • 楓→ゆず(楓とゆずも自分たちのように「特別な関係」になればいいと画策している)

  • 春香×優(当事者。最初は親友だったが、恋愛感情にシフトしている)
  • コトネ×しずく(キスの現場を目撃している)
  • 美月→春香(美月の告白現場を目撃している。美月が春香に未練を残していないかやきもき)
  • 理奈→美月(理奈から美月のことを相談されている)
  • 澄→春香(知らない)
  • 楓→ゆず(普通の親友と思っている)

美月

  • 春香×優(キスの現場を目撃している)
  • コトネ×しずく(知らない。同居の後押しはしている)
  • 美月→春香(当事者。振られはしたが、思慕の情は残っている)
  • 理奈→美月(当事者。寮で同室になるほど仲が良く接する時間が多いが、自分が好かれていることには気づいていない)
  • 澄→春香(「特別な関係」の報告を受けている)
  • 楓→ゆず(普通の親友と思っている)

理奈

  • 春香×優(キスの現場を目撃している)
  • コトネ×しずく(知らない)
  • 美月→春香(美月が振られたことも、思慕の情が残っていることも知っている)
  • 理奈→美月(当事者。現在の関係が居心地がいいので、現状維持を望んでいる。このことは優にだけ相談している)
  • 澄→春香(「特別な関係」の報告を美月から受けている)
  • 楓→ゆず(普通の親友と思っている)

  • 春香×優(相思相愛で交際していると思っている)
  • コトネ×しずく(なんとなく交際に勘づいている)
  • 美月→春香(春香関係で美月の様子がおかしくなることには気づいている)
  • 理奈→美月(理奈の様子から、なんとなく気づいている)
  • 澄→春香(知らない)
  • 楓→ゆず(当事者。それとなくゆずに対する好意を匂わせている)

 残りのキャラは情報量が少ないので、割愛。あと、何も知らないゆずは幸せだと思いました。
 あと、今月で重要だと思ったのは、しずくがバイトしたかった理由、コトネがバイトするのに反対する理由でした。しずくがバイトをしたかったのは、将来コトネと一緒に居続けるためだと思います。コトネがバイトをするのを嫌がったのは、最初はお嬢様のコトネを気遣ってのことだと思っていましたが、コトネの意見を聞かずにふたりで将来暮らしたいというわがままを押し付けたくないというあたりが理由ではないかと思いました。
 もうひとつ重要なのは澄と春香の「特別な関係」がクローズアップされたことです。春香と優は「特別な関係」(=キス)ですが、もうひとつの「特別な関係」が絡んできたとき、春香と優はどうなるかが問題です。美月の告白同様、乗り越えないといけない問題になるでしょうね。

どれだけぶりかでアニメにはまる

 アニメ「桜Trick」にはまってしまい、ニコニコチャンネルの放送を完走しました。飽き性の自分がちゃんと欠かさず見たことに驚きです。

アニメ「桜Trick」OPテーマ『Won(*3*)Chu KissMe!』/EDテーマ『Kiss(and)Love』

アニメ「桜Trick」OPテーマ『Won(*3*)Chu KissMe!』/EDテーマ『Kiss(and)Love』

 生まれて初めてシングルCDというものを買いました。「Kiss(and)Love」の六人バージョンが好きです。
TVアニメ『桜Trick』SAKURA♪SONG ALBUM SAKURA*SAKU -桜*作-

TVアニメ『桜Trick』SAKURA♪SONG ALBUM SAKURA*SAKU -桜*作-

 主要六人のカップリングでは春香×優が好きなのですが、曲として聴くと楓&ゆずコンビの曲が大当たりでした。試聴の時点で「VENUS -be us!-」に期待していたのですが、期待以上でした。ノリがいい一方で、原作を上手く取り込んでいるし、お互いがお互いを大事にしている歌詞がいいのです。アニメの二人が生き生きと掛け合ってる! 楓&ゆずは現時点(四巻刊行)では百合ではなく友情どまりですが、曲を聴く限りでは、百合とも友情とも取れますね。「大好きだよ」の受け取り方によるというか。
 もちろん、八話の特殊ED「桜SweetKiss」も良かったですよ。生徒会組Good!

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 アニメをきちんと見続けたのは「ひだまりスケッチ」以来ですが、楽しかったです。ニコニコチャンネルの放送も昨日で最終回を迎えましたが、いい最終回でした。二期はストックが無いから、無理かなあ……。三巻の夏休み回とか、四巻のストーリー漫画とか、OVAで出してくれませんかねえ。